息子さんが来院していた縁で、54才お父さんが来院。電話では詳細を聞かなかったから大変。息子さんに肩を担がれてきた。
脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアで10年弱整形外科に通院。この痛みで整形外科を受診したら今まで飲んでいた薬のみ。心臓病と呼吸器の病があるため、それより強い薬もダメで、今以上の治療はできる病院に転院して手術だと言われたそうです。
右下の横向きで寝てる姿勢しかできず、1度横になると動けないとのこと。
一般クリニックでは最大限の治療として、注射で凌いで投薬、ひたすら安静という段階。
親子に「医者が治せないものは私にも治せませんよ」と言ったところ、息子さんが「やりがいあるでしょ」と笑って言われてしまい、攻めあぐんだ私のおしりが叩かれました。
かなり腫れもひどく、炎症も高い状態で、腰椎の構造異常に加えてギックリ腰を患った模様。
二人で右下横向きにさせ、触れる所、原因の可能性のある所を何重何度も施術したところ、寝返りができ、逆からもまた何重も施術。
まだ痛いものの、自力で起き上がることができてベットから立て、支えなくても歩けるところまでは何とか。薬はしっかり飲むことと氷で冷却を教えて帰りました。
息子さんが「何とかなるもんだな」と言うので、「何とかしたんだよ」と。
「人間必ず楽な姿勢がある。分からなければ、そこから始めろ」大先輩の言葉が生きました。