よくある質問

Q.整形外科で変形性膝関節症と診断され通院しています。治りますか?

 

物理的に変形性と名が付く病は元通り治すことはできません。また、あくまでも治療するのはドクターです。当院は症状を軽減させ、楽に生活ができるようにすることが目的です。リハビリテーションの概念と技術を使って、関節の劣化を遅くし、死ぬまで歩けるように、機能を保たせる健康法だと考えて下さい。

Q.椎間板ヘルニアです。治りますか?

 

医学的に診断された疾患は治せません。高血圧症や糖尿病などの疾患は一生続きます。医学的には薬で抑えていくことは可能でも完治は難しいです。また、ヘルニアでも頭痛でも何の症状でも、即効性を求めるなら痛み止めや注射の方が安易で安価です。それでもリハビリテーションがあるのは、長期間生活に支障がないように送らせることが目的で、傾向と対策をすることで症状の軽減と出現を抑えていく、予防と訓練のためです。

統計的に40才から60才までの2万人のMRIでは約80%の方が腰椎椎間板ヘルニアと診断されますが、診断された方の80%の方が症状がありません。目指すは診断があっても症状のない体を作ることです。

Q.どれくらいの頻度で通ったらよいですか?

 

症状には重さ強さ深さがあり、程度はさまざまです。例えば、風邪を引いても明日治る人もいれば、薬を飲んでも一カ月以上続く人もいます。肩こりや腰痛といっても同じです。立てないような痛みと起きるときだけ痛いのとでは経過も対策も違います。週に一度か二度から試してみて、経過が良ければ間隔を伸ばしていくと良いでしょう。症状が軽減後は予防からも二週間に一度や一カ月に一度など、細く長く定期的に調整していくことがお勧めです。5年後10年後の未来の体を作るためにも。

Q.妊婦でも施術は受けられますか?

 

妊娠・出産はどの時期においても安全ということはありません。母体にとっては大事な我が子であっても生物学的には異物を抱えているようなことです。安全を期すためには危険な要素を排除するしかありません。妊娠に伴うつわりや腰痛、足のむくみは痙攣など、さまざまな症状を軽減させていくことが安産への可能性を生みます。体の負担のな方法で行います。

Q.子供でも受けられますか?

 

下は4歳から上は88歳までの方が来院しています。先天性股関節脱臼や夜尿症、気管支喘息や運動中の捻挫などさまざまな症状のお子さんが来ます。施術が怖いお子さんにはママパパにリハビリを教えて自宅でやってもらいます。

 

Q.「もみかえし」はありますか?

 

現代医学では「好転反応」と言って、手術後に傷口が痛んだり、ワクチンや薬の副反応、筋トレ後の筋肉痛などと同じ生理現象です。体の歪みをある意味強制的に調整することは体にとっては反発を生みます。体が良い方向に向かっている反応だと思っていただき、放っておけば不快な反応は時間とともに解消されます。当院に寄せられる反応では「重だるい」「とにかく眠い」が多いです。好転反応が出るからよい、出ないからダメとはありません。体の症状と程度に比例することが多いです。