小学校五年生女子で朝起きるときの腰痛で学校を休むこともあり、整形外科で診察されるも若干のヘルニアと診断され、投薬と湿布。経過が悪くて来院。
立位で前屈させると左側肋骨が少し隆起。軽度の側弯症を呈していて、足の長さ(脚長差)が結構ある。
ヘルニアが原因とせず、全体の左右差と動きの均等を目指し調整。家で継ぎ足し歩きや頭に図鑑を乗せてしばらく制止する姿勢矯正体操を教えて帰したら、腰痛は朝出ないそうです。
後日、ヘルニアを診断してもらった整形外科を受診し、上から下までレントゲンを取り、曲がりの角度を計測したら、約22°で軽度ギリギリの側弯症とのことでした。
画像診断だけで判断し、徒手検査など総合的な判断材料を取らなかった結果の診断の遅れでしたが(診断しただけで、治療に変わりはなかったそうです)、パーツで考えると腰椎椎間板ヘルニアがターゲットになりますが、どちらが先かわかりませんが(たぶん側弯が先かなと)、部分は全体に波及します。やはり、全体からが大事かなと。