気温20℃が境の方

来院している方が調子が良いそうです。

血液検査でも異常なし。パッチテストも異常なし。原因不明でジンマシンと咳に悩まされている方。皮膚科や呼吸器科で抗ヒスタミン剤(抗アレルギー剤)を処方され、毎日服用。本人の経験上、暖かいとジンマシンで寒いと咳に。
私が症状が出たときに気温と湿度と天気を記録してはと提案。やってくれた結果、天気は傾向は見つけられなかったが、気温は20°がポイントで、20°以下に下がると咳に、25°以上でジンマシンになるようです。
寒暖アレルギーだろうとし、咳が出てきたら1枚服を着てマスク、皮膚が痒くなってきたら1枚脱ぐようにのを習慣に。
大胸筋のストレッチも。太陰肺経という肺の機能に関係するツボの並びが東洋医学ではあり、外気と接するのは肺だけとの考えから、皮膚も肺経の守備範囲と東洋医学では言います。その肺経の気が留まる所が胸の付け根、鎖骨の下にあります。
咳は解剖学的な肺の病。ジンマシンは皮膚の病。でも2つとも東洋医学の肺経としての大胸筋ストレッチ。
夏頃から抗ヒスタミン剤は飲んでないとのことで、東洋と西洋のマッチかもと二人で言ってます。