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医学が無力も

神経内科の先生が来院。最近、勤務先のクリニックで転倒して腰を強打。骨折はなかったが、何とすべり症だと診断され、痛みを感じたこともないのに人間の体は不思議だとボヤいている最中、「老いと死に関しては医療は無力だ」と言われてびっくり!「医学の進歩は甚だしいので、そんなことないですよ」と答えたら、「体の劣化を止められるのか」と怒られました。

奥様が階段の登り降りで膝が痛み、鎮痛剤。それで一進一退。次に注射。次に部分置換手術。術後2年待たずに寝たきりになり、認知症を発症まで。医者なのに何もしてやれなかったと。先生は「治せる疾患は患者さんが思うほど多くはないんだよ。だから痛いの嫌だから金井均整院に来るんだよ。朽ちていく体に油さしに」と言ってくれました。
ありがたいですが、考えさせられます。