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自律神経の本から

ある脳科学の書籍を読んでいて面白い一文がありました。

自律神経(生命活動を支配)の働きについての文に「意識してもできないことをコントロールしているのが自律神経」とあります。
寝てても呼吸は止まらず、血流も止まらない。胃で消化して、腸で吸収、排便排尿など全て自律神経の役割です。
自律神経は体を取り巻く環境に順応させるために働きます。
運動すると筋肉に大量の酸素を運ぶために脈拍を早くする。
暑いと発汗させて体温を下げ、寒いと筋肉を震わせて体温を上げる。
寝てるときは無駄にエネルギーを消費しないように脈拍を下げる。
などなど。
また、精神状態にも反応します。
驚くと心臓がドキドキ。不安が解消すると腹が減る。緊張するとトイレに行きたくなる。
などなど。
感情を持つ人間は自律神経の影響を多大に受けてます。よって、病気はストレス(感情の起伏)から自律神経の乱れがおき、生命活動(脈拍や消化吸収や排泄など)の乱れになり、体調不良となるとあります。
意識してもコントロールできない自律神経ですが、逆に環境や感情をコントロールすることは出来ます。
上手に環境や感情をコントロール出来れば病気しないと言うことでしょうか。