心地好いことで除痛

愛知医科大の研究に痛みは記憶として残ることによって痛みの原因がなくなった後も痛み続ける状態を中枢性感作といい、脳や脊髄が過敏な状態が慢性痛の原因に成りうるとあります。

脳の痛みを鎮静化する背外側前頭前野が機能低下しているとのこと。
この部位は「気持ちがよい」「心地好い」と思うと他と連動して痛みや不快感を除去してくれます。
聖路加病院院長の故日野原先生は音楽療法と称して音楽で体の不調を取り除こうと働きかけていました。東南アジア、特にタイなどは治療としてマッサージを推奨、北欧はピラティス、フランスではエステなど体の外側からアプローチして気持ち良さを。
科学的根拠が明確でなかった時代から行われていたことがエビデンス(根拠)を得てきたのでしょう。
ドクター達が病の原因が可視化できないとストレスとしますが、もしかしたら病の大半はストレスかもしれませんね。
1日の中で楽しいこと見つけましょう。